こんにちは!らぽーるカワシマの矢川です!
10月8日に『那珂湊史跡探訪ツアー』を開催しました!
那珂湊は古くから湊町として栄え、かつては「水戸範の台所」と言われるほどの
英華を誇ったといいます。
そんな那珂湊の史跡などを鴨志田篤二先生と一緒に巡りながら、
約3kmのコースを探訪してきました!
まず訪れたのは山上門。
山上門は、水戸藩江戸小石川邸(東京都文京区)にあった勅使奉迎のために設けられた門。
門の形式は江戸時代の典型的な薬医門で、西郷隆盛や幕末の志士たちもこの門をくぐったと
伝えられる。昭和12年にこの地に移築された。
山上門をくぐり、反射炉跡へ…!
反射炉は、安政4年(1858)、国防の必要性を唱えた9代目藩主・徳川斉昭が
鉄製大砲の鋳造施設として建設。反射炉の名前は火炎を炉内で効率よく反射させる構造に
由来している。幕末の元治甲子の乱(1864)で焼失するまで約20門が鋳造され幕府へも献上された。
現在の反射炉は昭和12年に復元された。
そこから西瀧山不動明王を通過し、稲葉屋へ。
西瀧山不動明王は、反射炉が無事建設されますようにと
お願いをしていた場所。
稲葉屋は明治20年(1887)創業の菓子屋で「反射炉のてっぽう玉」という飴玉が有名。
趣のある店構えも一見の価値あり。
店内ではらくがんの型も見ることができます。
稲葉屋でおやつを購入し、華蔵院へ向かいます。
華蔵院は、江戸時代から近隣の人々の信仰を集めている寺で、
院内には薬師堂、観音堂、仁王門が凛と立つ。
県指定工芸品になっている梵鐘は1339年鋳造の大変貴重なもの。
そして文武館跡→湊公園へ!
湊公園は、2代藩主・徳川光圀が建てた水戸藩の別邸「夤賓閣」の跡地。
公園内には光圀が須磨明石(兵庫県)から取り寄せた樹齢約350年の見事な黒松が生育。
こうして7カ所の史跡などを約2時間で散歩しました。
参加者の中には、那珂湊出身の方が数名いらっしゃって、子供の頃校外学習でここにきた、
ここで運動会をした、写生会もあったと幼少期を懐かしむ声や、湊公園から見える海門橋は
昔は通行料が取られていたと、今となってはびっくりな話、そしてもう何十年も前に、
お仕事で那珂湊に通われていた参加者の方も那珂湊を懐かしむ方や、
初めて訪れる場所に興味深々な方もいらっしゃいました。
訪れた事がある場所でも、こうして話を聞いてみると驚きがあり、
知れば知るほど那珂湊が愛おしくなりますね😊
ツアーガイドの鴨志田篤二先生、ありがとうございました!
お天気は生憎の雨模様でしたが、楽しい那珂湊さんぽが出来ました💮
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
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